町の小さなお弁当屋さんで働く田村さん(六十二歳)に、毎日の仕事についてお話を伺いました。
「お店は朝何時から始まるんですか」
「朝の四時です。お米を洗ってから、おかずを作り始めます。十年前から、ずっと同じ時間に起きていますよ」
「大変じゃないですか」
「最初はとても大変でした。でも、毎日続けていると、体が慣れてくるんです。お客さんに『おいしい』と言われると、疲れも忘れてしまいます」
「人気のお弁当は何ですか」
「やっぱり、のり弁ですね。安くて、おなかもいっぱいになるので、学生さんがよく買いに来ます。一日に百個ぐらい売れることもあるんですよ」
「これからの夢を教えてください」
「息子が店を継ぎたいと言ってくれました。私が元気なうちに、全部のレシピを伝えたいと思っています。それが今の一番の楽しみなんです」
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