拝啓 紅葉の美しい季節となりましたが、佐藤様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。先日のホームステイに際して、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
京都滞在中は、ご家族の皆様に温かく迎え入れていただき、言葉では言い尽くせないほど感謝いたしております。特に、茶道のお稽古に加えて、近所のお祭りにも連れて行ってくださったこと、一生の思い出として心に刻まれております。日本の伝統文化はもとより、普段の食卓を通じて触れた家庭の味もまた、私にとってかけがえのない学びとなりました。
帰国後、友人たちに京都での日々を語るたびに、佐藤様ご一家の優しさを改めて実感する次第です。語学学校において学んだ日本語だけではなく、実生活の中で身につけた表現や習慣こそが、真の財産であると痛感しております。
来月より大学院に進学するにあたって、日本研究をより深めてまいりたいと考えております。お忙しいこととは存じますが、またお目にかかれる日を心よりお待ちしております。末筆ながら、ご家族の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。感謝の気持ちを込めて、この手紙をお送りいたします。近いうちにお返事を差し上げられる機会があればと存じております。
二〇二六年十一月三日
リン・メイファン
敬具
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