先週の土曜日、友だちと二人で小さなおんせん町へ行ってみた。冬休みに入る前に、少しゆっくりしたかったからだ。朝早く駅で会って、でん車に乗って、まどの外を見ながらずっと話をしていた。二時間ぐらいで、しずかな山の駅に着いた。
駅を出ると、くうきがとても冷たくて、いきが白く見えた。道の両がわには古い家が並んでいて、町ぜんたいが昔のままのようだった。友だちが「本当に来てよかったね」と言ったら、私もそう思った。
お昼ごはんは、小さな食どうでそばを食べた。店のおばあさんがとても親切で、「わかい人が来てくれてうれしいよ」と笑っていた。そばはあたたかくて、しるの味がやさしかった。食べながら、まどの外にゆっくり雪がふりはじめた。
午後はおんせんに入った。外のおふろから、雪がふる山が見えた。お湯はあつかったけれど、くうきはつめたくて、気もちがよかった。友だちと、ゆめのようだねと話したりわらったりした。おんせんの中で、日本の冬が少しわかるようになった気がした。
夜はやどで、地元の料理を食べた。さかなや野さいが多くて、体があたたまった。あしたも雪がふるかもしれないと、やどの人が言った。へやにもどってから、まどの外をしばらくながめていた。
また来年、ここにもどってきたいと思う。こんどは家ぞくといっしょに来てみようと思っている。小さな旅だったけれど、心に長くのこる旅になった。
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